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カメラマン・ 中年 サラリーマンプロへの挑戦! [カメラマン・ 写真集]

写真集 「バス停留所」 でプロカメラマン、デビューを果たした
柴田秀一郎さんというサラリーマンと、その歩みをみてみたいと思います。


柴田秀一郎.jpg
(柴田秀一郎さん=,15年現在52歳)


「バス停留所」 とはいったいどんな写真集なのでしょう。

一言でいえば、「退廃の美と哀愁」 言えましょう。


こういうと、ちょっとカッコよく聞こえますね。 (笑)


全国、さまざまな 「バス停 」の写真を編集してあります。

バス停のあるところには、そこに住む町人の、生活感があふれています。
田舎の、すたれゆくボロ小屋、今にも倒れそうなあわれな姿で立ちすくんでいます。

傾いた角棒の先に、かろうじて、くっ付いている丸い金版。

それは、まるでかかしのように、ぽつんと、立ったまま。
やっと、「バス停」と読める消えかかった文字。


ザーっと、見ただけで、ホロビゆくバス停のものがなしさが、
「キューン」と胸をつきます。

サラリーマン柴田秀一郎さんのカメラアイと、駆使された、カメラ技術の、
結集といえましょう。

全体から醸し出された「哀感と悲しい雰囲気」は、充分見る者に、
訴えかけてきます。

この写真集 「バス停留所」 は、のちに、写真界の巨匠 土門拳 を
たたえて、設立された「土門拳文化賞奨励賞」を受賞することになります。


そしてコレを機に、柴田秀一郎さん(当時46)は、ついに、
サラリーマンから念願の、プロデビューを果たすことになったわけです。

http://item.rakuten.co.jp/guruguru2/9784898152867/


柴田秀一郎さんは、科学メーカーに勤めるサラリーマンで、趣味が、写真。

32歳の時、カメラマン目指して、働きながら夜間の写真学校に通ったそうです。

そこで、講師をしていた、風景写真で知られる
「竹内敏信」 さんに出会ったのです。

たまたま、柴田さんが撮った 「バス停」 の写真を見て、
竹内講師は、
「これを長く撮り続けるといいかも」 
とアドバイスしてくれたそうです。


それから10年。  


サラリーマンの傍ら、北海道から、南は沖縄まで、全国津々浦々、
「バス停」 を撮り続けたってわけです。

会社の休日を、め一杯、利用したといいます。

撮り始めて 5年目には、酒田市の「土門拳文化賞奨励賞」を受賞するまでになります。


田舎では、廃止されたバス停も多いいそうで、ひなびたバス停に、
哀歓のようなものを感じられたのでしょうね。

写真集 「バス停」 について、次のように語ったということです。

「見る人が、”はかなさ”の美を、感じていただけたら・・」 と。

http://item.rakuten.co.jp/guruguru2/9784898152867/


こうしてサラリーマンから、プロカメラマンへとデビューしたのでした。

しかし、すぐ仕事にはなりません。

サラリーマンからプロへ転身した柴田秀一郎さんが、
写真事務所を開いても、そうそう、仕事が舞い込むはずもなく、
しばらくは、営業にかけずりまわるという、試練が待っていたのです。

ホントにカメラマンとして、プロの仕事を依頼されるように
なるのは、これからと言ってよいでしょう。









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