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風景画像①.jpg


         

写真上達には注意深い観察と細かい思考&継続が不可欠です!






こんにちは。



今回は、ありふれた日常の中に眼を注ぎ、
見事に自分の個性を発揮する執念のアマチュアを
ご紹介します。


写真上達の見本のようなお人です。




ご本人に承諾を得ていませんが、
これまで、カメラ雑誌上では、良く見かけますし、
そのまま、引用するわけではありませんので、
その点 ご了解いただけると思います。







   < ふと見つけた草木に注目! >




岐阜県の「日比野幸一(40代)」さんというアマチュア
の方で腕達者なカメラマンを「カメラ雑誌」上で見つけました。


もう10年ぐらい前だったと思います。


その風景写真は、何か、どこかが違っていたんですねえ。


ハッキリ「ココが違う」と断定できない写真って、
あるじゃないですか!


きっと、皆さんも経験しておられると思うのですが、


いいなあ・・・と感じながらも、


では、「何処がいいの?」


と尋ねられると、


「ついなんとなく」


と答えてしまうような写真。



日比野さんの、その時の「風景写真」がそうだったんですよね。

それから、私は、
この人の写真に注目するようになっていったんです。



カメラ雑誌の月例コンテストに入選するぐらいですから、
写真の技術はかなり進んでおられたのは分かります。


この方は、主として 「風景写真」 を
ターゲットに撮っておられたようですので、
なおさらのことです。


風景写真は、一般に、「技術的」 な部分が強く
影響する分野ですからね。



それだけに、自分の

「個性」や「持ち味」 を

発揮するうえで、持つ技術のすべてを駆使して
撮っていく過程は、 


「注意力と思考とワクワク感」 に満ち満ちています。


写真を撮る「醍醐味」がココにあると言っても
決して過言ではないでしょう。





  <個性の発見を表現に昇華する!>




それでは、

実際の写真で上述してきたことを見ていきましょう。



次の写真はケータイで撮り直したものですので、
「うすボヤケ」と
左下の
「光の反射」
が見えますが、雑誌に掲載された写真そのものは、ハッキリ
写っておりますので、できればそのように、
感じながらご覧くださいね。



hibino②.jpg

<この写真は、「フオトコン誌・バックナンバー」」の
ネイチャーの部に入選した「日比野」さんの写真です>

 

 
  
  
  <見つけた場所を撮るまでの思いと行動です>




①場所  = 住まいから、5分ぐらいの草むら。
      木曽川の近くで 霧 が出やすいところ。
      暗くて、誰もカメラを向けるような所ではない。

②選んだ理由 = 絵になりそうだと感じて、2週間毎日
        通った。
        何度も通ってその日に見せる表情を見たい。

③行動 =  被写体をジックリ見て、いい状態を探したり、
      ここと思う瞬間を待つ。
        
④本人の思い = 何でもないところでも作品になることを
        試してみたかった。
        ありふれた場所から面白い表情を見出す
        力をつけたいと思った。





以上が、

日比野さんの被写体を見つけてから撮るまでの過程です。



では、ついでに、この写真の 「評価」 をみましょう。
審査員はプロの風景カメラマン「山口高志」氏です。



「評価」(抜粋)



「・・・池か、沼の端に生えているなにげない草木の様が、
 日がさすにつれ滋味あふれる姿に変わる。
 
 薄ら霜のおりた枯れ草原を浸食するように日が伸びる。
 そんな静寂な朝の ドラマ 

 繊細かつ確かな 観察眼 で描き出している。」



日が差すにつれて、変わりゆく川辺の草木の姿を
「ドラマ」 に例えて賛嘆しています。



そして、さらに、審査員は、


「・・この情景を目にしたときの日比野さんの気持ちの
 振幅、はやる心持ちが 投影 されたような一瞬です。」



と絶賛しています。




どうでしょうか?



もう一度、写真と合わせて、上の「評の内容」を

想像しながら読んでみて下さい。

きっと、そこに「詩心」のようなものを感じて
いただけるのではないでしょうか?


もちろん、感じられないという人がいても一向に
かまいません。

経験が進むにつれ、必ず感じ方に変化が
表れてくることでしょう。




ありふれた日常の中に 「おやっ?」 と思える
場所を見つけたことはとりもなおさず、

それが自分(日比野さん)の

「個性」 です。


これは、努力で誰でも育てられます。



そして、その場所に何度も通って、光による草木の
変化や表情、を納得するまで 「観察=注意」 を続ける。



「場所」に気付いてからは 天候、アングル、雰囲気

・・・などなど、「思考」「観察」は絶えず続いています。



最後に

「ココぞっ!」 と思う時が、シャッターの一瞬です。





今回の写真が撮られるまでの過程は、

「写真上達の常道」

だと私は、考えています。


天才的な人は別として、

これまで接触してきた多くのカメラマンを見ても、
私自身の経験からも、必定 だと言っていいと思います。



もし、不可解だと感じられた人は、今一度、


「カメラ雑誌」の月例写真に戻って、繰り返し

繰り返し、「評」 を納得するまで読んで下さい。

徹底して読み返してみて下さい



すべての写真を見ていくと、つい上辺だけ読んで

過ごす場合が出てきますので、5点なら、5点のみ、

を完全に消化できるまで読み込んで下さいね!




それでは、今日はこの辺で置きたいと思います。



次回でまたお会いしましょう・・・・・。








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