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スナップ写真:カメラを持たずとも写真は撮れると喝破するプロ! [スナップ写真]

布団アドバイス.jpg
(タイトル=陽ざし) (アサヒカメラ誌バックナンバーより)


これは、アサヒカメラ誌に掲載された数枚の
スナップ写真の中の一枚です。

アマチュアが撮ったものです。


みなさんは、この写真を見てどう感じますか?



「とても、生活臭の強い写真だな!」

と、私は感じました。


実は、このスナップ写真は、プロプロカメラマンが
アドバイスするために挙げた写真の一枚なのですが、

評をしているカメラマンがとても

「興味深いこと」を

書いていましたので取り上げてみました。


アドバイスをしている人は、土門拳賞、他いくつかの
写真賞を受賞しているプロの動物写真家・宮埼学(みやざきがく・66)
カメラマンです。


宮崎学.jpg
(宮崎学カメラマン)



現在、動物写真の分野では、日本のトップ 「3本の指」 に
入るプロの大家と言われております。




それでは、スナップ写真① に対する宮埼学カメラマンのアドバイスの
重要ポイントを次に抜粋してみましょう。




コレがプロの訓練!





「カメラを手から放して写真を撮る。
もちろん、フアインダーものぞけない。

・・それでも写真は撮れるものです。

”そんなことできるはずがない” と、
初めから諦めてしまう人が、すくなくありません。」



と、まず冒頭から、頭をかしげるようなことを
おっしゃっています。

それでもそれができるのだと次のように、
言っておられるのです。



「・・ボクの仕事は半分以上が、ノーフアインダーで、
カメラも握っていません。

でも、写真はちゃんと撮れます。


レンズの画角(写る範囲)をキチンと把握しておれば、
構図はおのずと決まってきます。

ピントも、マニュアルを、基本に考えておけば、
目測 でチャンと合ってしまいます。


そこまで、訓練 しておけば、

カメラを三脚につけたり、
地面に置いたりして、

手を放した 無人撮影 ができてしまいます。・・」



これは、すごい 「訓練」 ですね。


私も、初期の頃、スナップの訓練は、いろいろ
試したことがありますが、宮崎さんの話には驚きました。



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宮崎さんは、写真関係の学校には、無縁の人で、カメラ雑誌
に載った動物写真家「田中光常」氏の記事を教材にして、

独学で、勉強した「気骨の写真家」です。


私も初めて宮崎カメラマンのことを知った時には、
執念のかたまりのような人という印象を受けたものです。



さて、それでは「宮崎カメラマン」が、上の写真を
どう評価しているのか、続きを引用してみましょう。



「 この布団干しの風景は、ほんとうに、いい所を
狙っています。


しかし、ここに 人物 でも入って来れば、最高に
面白い写真になったことでしょう。


この風景は、すぐには動かないので、三脚でも立てて、
読書でもしながら、時間待ちすれば、必ずや人の動きが
起こってくるはずです。


時間を考えて、”待ち”をするのも、撮影スキルに
つながります。・・」




宮崎さんは、

「待つこと」 の大切さを強調してるわけですが、

それを、行動する場合の一つの方法として、

「カメラを手から放していても写真は撮れる」

ということを、最初におっしゃったのでしょうね。



この方は、ただ動物を撮るだけではなく、先にも書いたように、
カメラを持たなくても写真が撮れる「無人撮影機」を開発するなど、

同じ動物カメラマンでも、他のカメラマンとは、少し、ちがう
特異な存在です。



日本でも数すくない 「ニホンカモシカ」 の生態を撮るために、
登山の訓練をし、山に登れるようになってから、
「ニホンカモシカ」 の生態を撮り始めたという凝りようです。

日本に生息する16種類の 「ニホンカモシカ」 をすべて撮り終え、
それらをまとめた写真集は、専門家に注目されたようです。

熱中するあまり、この時は、病気にかかっています。


やりはじめたら、トコトンまでやり抜く情熱と強い意志の
持ち主でもあります。


他にも、いろいろエピソードの多いカメラマンですが、
知れば知るほど、


「これぞ、ホンモノ」 といいたくなる素晴らしい写真家です。







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