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風景画像①.jpg






          

報道写真:有名写真家でもなかなか撮れない超傑作をご覧下さい!




今日は報道写真の超傑作とも言える珍しい作品をご紹介
します。有名な写真家でも、ここまではなかなか撮れま
せん。 見事、写真コンテスト1位に輝きました!



審査員も手放しでほめる傑作の報道写真!



この写真がコンテスト1位に入賞の秀作です。




touji①.jpg
タイトル=「惜別」


「ケータイで撮り直したものですので見栄えがしませんが
ガマンしてくださいね。写真そのものは、細部までハッキリ
出ておりますので、イメージして見て下さい。」(苦笑)



この写真①は、アサヒカメラ誌の「2017年バックナンバー」

から引用させていただいたものです。

コンテスト「モノクロプリントの部」で、1位を射止めた

見事な写真です。


卒業式で、答辞を読む女学生の写真ですが、

開いた一瞬、この写真に見入ってしまいました。

実にシンプルな構成で単純明快な写真です。



「えっ? これが傑作?」

と思われましたか?


ここでは、見劣りがするかもしれませんが、

誌上の見開きページに掲載された写真はホントに見事です。


私は、以前、拙いながらも、報道畑のカメラマンのハシクレとして働いていましたが、

この写真のような「卒業式」とか「入学式」などにも

よく取材に行ったことがあります。



この写真は、仮に有名なプロであっても、ここまではなかなか

撮るのが難しいです。



では、どこが見事で、どこが難しいのでしょうか?


この写真では、見落としてしまうかもしれませんが、

女学生の「アゴの部分」を見て下さい。

水滴がみえるでしょう。 

この画像を見た一瞬、「汗」 だと思いましたが、


マイクや、
手に持つ原稿らしい紙、
いかにも学生らしい白い襟元
「惜別」 というタイトル。


などを見ていくうちに

「これは、答辞をよんでいるところ・・・」

だと分かりました。


とすると、「あごの下の汗のような水滴」 は「涙」

であると、推測できます。


雑物が入り込んでいないグレーのバックにポツンと

「涙」の玉が、ひときわ目に飛び込んでくるのです。

(中ほどに縦の黒い一本線が見えますが、これは
「アサヒカメラ誌」の中央の折り目です)



普通、報道カメラマンの場合、発表の場は、主に「新聞」「雑誌」

などです。


締め切りがあります。

時間に追われています。


おそらく、この場面に出会わすことは、

「奇跡」と言えるほど、困難だろうと思います。


これは、アマチュアだからこそ、撮れたシーンと

言えるかもしれません。



そして、この「涙」がこぼれる一瞬を捉えた

撮影者の 「感性」 は素晴らしいですね。


この写真を見ていると、画面の外側の雰囲気が

映画を観ているように、伝わってきます。


うしろに控えているだろう多くの生徒たち。
端に並んでいる先生たち。
一番うしろ側で生徒を見守る父兄たち。


校内の外の有り様まで、いろいろと

脳裏に浮かんできます。


一枚の写真によって、様々なドラマを想像してしまいます。


私が、「報道写真の傑作」 という意味が

分かっていただけたかと思うのですが、

いかがでしょうか?


もう一度、この写真を味わってみて下さい。


今日は、どうしても、見ていただきたくて、

朝、早速パソコンに向かいました。



写真(上)に対する審査員の選評!



審査員は、プロカメラマンの「ハービー山口(67)」氏です。

彼は、若い頃イギリスで生活し、
ロンドンのミュージシャンたちとの交流経験を
持つ写真家です。

写真集のほか「エッセイ集」なども発表し、
ラジオのディスクジョッキーや俳優などの
経験を持つ、多才な写真家です。



それでは、選評を抜粋してみましょう。



・・・あごの下の一滴は、答辞を読む生徒の涙です。

この一枚に、卒業式に参列した生徒や、先生、保護者の
万感な気持ちが写っています。


美しい涙ですね。


その 一滴の輝く涙 を発見し、見事に写し込んだ作者の

撮影熱意と心の動きが、手に取るように伝わってきます。

シャープな画面なので、原稿が判読できます。

このリアリティーが大切な要素です。

この撮影位置を十分生かした ”名作” です。」
(アサヒカメラ誌ヨリ)



以上ですが、この評に

「原稿が判読できます」

とありますね。 

上の写真では分かりませんが、

アサヒカメラ誌に掲載された写真では、原稿の文字を

一部、ハッキリと読むことができます。

作者は、おそらく、ここまで計算して撮ったのだろうと

思います。

このフレームに配置された「小道具」は、すべてが、

名俳優といえるでしょう。



くどいようですけど、

なかなか ウマク撮れないとか、入選しないとか

悩んでいる人は、ぜひ、この写真の

「フレーミング」 に

注意して、もう一度 見直してみて下さい。


特に、「いかに切り捨てるか」 を考えて見て

ほしいと思うのです。


これは、「人物」でも、「風景」でも同じです。



それでは、今日は、この辺で置きたいと思います・・・・・・。














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